php5.3からphp5.6へのバージョンアップ

しばらくほったらかしにしていたせいでサーバのアプリのバージョンが古い状態でした。

新しいものをインストールする際に困ることがおきるのでバージョンアップをすることにしました。

今回はphpを5.6にします。

php5.6ではEPELとRemiリポジトリが必要なので追加します。

EPELはyumでさくっと、remiについてはwgetで取得してyum.repod.dに配置します。

# yum -y install epel-release
# cd /etc/yum.repos.d
# wget http://rpms.famillecollet.com/enterprise/remi.repo

既存php5.3ですがphp5.6をそのままインストールしても置き換えてくれます。
気になる場合は削除してから行ってください

まずは現在のphpの確認
# rpm -qa | grep php
php53-cli-5.3.3-26.el5_11
php53-pdo-5.3.3-26.el5_11
php53-mysql-5.3.3-26.el5_11
php53-mbstring-5.3.3-26.el5_11
php53-common-5.3.3-26.el5_11
php53-5.3.3-26.el5_11

削除する場合は下記のコマンドを実施

# yum remove php*

php5.6のインストールを実施

# yum install –enablerepo=remi,remi-php56 php php-devel php-mbstring php-pdo php-gd

アップデートされたか確認

# rpm -qa | grep php
php-cli-5.6.24-1.el5.remi
php-5.6.24-1.el5.remi
php-pecl-jsonc-devel-1.3.10-1.el5.remi.5.6
php-common-5.6.24-1.el5.remi
php-pecl-jsonc-1.3.10-1.el5.remi.5.6
php-mysqlnd-5.6.24-1.el5.remi
php-gd-5.6.24-1.el5.remi
php-devel-5.6.24-1.el5.remi
php-pecl-zip-1.13.4-1.el5.remi.5.6
php-pdo-5.6.24-1.el5.remi
php-mbstring-5.6.24-1.el5.remi

作業自体は簡単ですがバージョンアップするとphpで使えなくなる関数とかあったりしてプログラムの不具合等がでるので十分注意して下さい。

 

 

 

webminのインストール

個人的に色々あってブログの投稿が止まっていましたが、やっと落ち着いてきました。

これから少しづつ投稿していこうとおもいます。

今回はlinuxでGUIでシステム設定ができる管理ツールwebminのインストールについて書きます。

最近はyumでさらっとインストールできるから楽ですよね。

まず、webminで必要なperlモジュールをインストールします。

# yum -y install perl-Net-SSLeay

次にwebminをインストールします。
yum -y install https://sourceforge.net/projects/webadmin/files/webmin/1.801/webmin-1.801-1.noarch.rpm

これで終わりです。chkconfigにも登録されています。

centos7を使用している際はsystemctlではなく従来の/etc/init.d/webadmin start で起動するので注意して下さい。

デフォルトのログインURLは下記のようになっています。

https://localhost:10000

変更したい場合はコンフィグを編集します。

# /etc/webmin/minesrv.conf

##ポート番号を10000から10080に変更

port=10000

⇒port=10080

:wq

保存して終了

サービスを再起動します。

# /etc/init.d/qwebmin restart

以上です。