VirtualBoxでインストールしていますが、通常のインストール方法とは
最初にディクスドライブにOSイメージディスクを入れて起動するか
仮想ディスクドライブにOSイメージを指定して起動するかの違いだけで
内容は同じです。
※画面キャプチャーを撮ったんですが、無くしてしまい文字だけの説明になります(^-^;
1.インストール選択
1番上の『Install or upgrade an existing system』を選択
2.メディアチェック
「Skip」を選択。
3.CentOSのGUI
「Next」。(しか選択できません)
4.言語選択
『Japanese(日本語)』を選択して「Next」。
5.キーボード選択
『日本語』を選択して「Next」。
6.ストレージデバイスの選択
普通のサーバであれば『基本ストレージデバイス』を選択して「Next」。
7.ストレージデバイスの警告
これは新しいHDDでは出ないかもしれません。
「はい。~」を選択。
じゃないと進みません。
8.ホスト名設定
ホスト名に該当のホスト名を入れて下さい。
デフォルトだと『localhost.localdomain』となっています。
ここでネットワークの設定もできます。
ネットワーク設定が決まっているなら『ネットワークの設定』を選択します。
そこでGUIでの設定ができます。
VirtualBoxでの設定があるので今回はここでは設定せず後で設定する事にします。
設定が終わったら「次へ」。
9.エリア設定
日本であれば『アジア/東京』を選択し
システムクロックでUTCを使用のチェックを外して「次へ」。
CentOSのデフォルトのハードウェアクロックはUTCになっています。
ただし、windowsほホストにした場合はどうやらローカルタイムを使うようです。
もしハードウェアクロックとUTCを使いたい場合は下記のような設定を後で
して下さい。
# vi /etc/sysconfig/clock
ZONE=”Asia/Tokyo”
UTC=true
ARC=false
SRM=false
10.ルートパスワード設定
ルートのパスワードを入力して「次へ」。
11.インストールタイプの選択
単独サーバの場合は「全ての領域を使用する」を選択して「次へ」。
Virtualboxでも指定したディスク領域を全て使うかどうか
ですのでHDD全部使うわけではないのでご安心を。
もしパーティション分けをしたい場合はカスタムレイアウトで
パーティション分けをして下さい。
注意点
システムを暗号化するにチェックをすると
立ち上げる際に必ずパスワード入力が求められます。
サーバの再起動することは運用上よくあるので結構
面倒ですし、システム異常を検知したら再起動する
仕組みを設定した場合、パスワード入力画面で止まる
ので上手く機能しなくなってしまいます。
12.「変更をディスクに書き込む」を選択。
13.インストールシステムの選択
使いたいものは後で入れればよいのでここではデフォルトのまま
『Minimal』を選択し、『後でカスタマイズ』にチェックして「次へ」。
14.インストール完了
インストールは完了です「再起動」を選択して
再起動して下さい。
プロンプト画面で立ち上がります。
ネットワークの設定
単独サーバ、VirtualboxとホストPCと
同一ネットワークでブリッジアダプターの場合
rootでログイン
eth0のネットワーク設定ファイルを編集します。
# vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0
(最初の状態)
DEVICE=”eth0″
BOOTPROTO=”dhcp”
HWADDR=”08:00:27:28:FE:5E”
NM_CONTROLLED=”yes”
ONBOOT=”yes”
TYPE=”Ethernet”
UUID=”c7ce93bd-6e29-40d3-8d23-1e650e9bd7c5″
(固定IPを設定)
DEVICE=eth0
BOOTPROTO=static
BROADCAST=192.168.1.255
HWADDR=”08:00:27:28:FE:5E”
IPADDR=192.168.1.1
NETMASK=255.255.255.0
NETWORK=192.168.1.0
ONBOOT=yes
TYPE=”Ethernet”
UUID=”c7ce93bd-6e29-40d3-8d23-1e650e9bd7c5″
固定にする場合はNetworkManagerは使わないようにしてください
使うとそっちの設定を優先してしまいます
NM_CONTROLLED=”no”と明示したほうが確実かもです。
ちなみにdhcpでのIP取得やリリースは下記のコマンドです
IP取得(eth0)
# dhclient eth0
IP解放(eth0)
# dhclient -r eth0